新しい仕事

久し振りに10時頃に学校に来ることが出来る。
人間やれば出来るものだと関心していると、教官が部屋に入って来た。
手には、英語らしき文字で書かれている論文を持っている。
「PAULO君、今日、大丈夫?」
「はい」
「この二つを見比べて、誤字をチェックしてくれないかな?」
「…は、はい…」
 
 
今度発表される論文のゲラと最終原稿が送られて来たらしい。
この二つを見比べて、誤字等の間違えがないかチェックしないといけないらしい。
この論文は、以前、ゼミの時に読んだことがあるのでチェックに時間がかからないと勝手に判断し、実験終了後にチェックすることにする。

実験終了後

昼ごはんを食べるには少し早い11時半。
実験が終了を告げたので、チェックを行うことに!
一段落をチェックし終わってふと気付く。
これ、何気に大変な作業なのではと。
だって、英語わからないし…。
 
 
16時半に無事作業が終了。
誤字は2箇所発見するも、小さい文字を凝視していた為に目がかなり疲れてしまう。 
本来、解剖をやる予定だったのだが、結局出来ず。
 
神経走行を書く作業もやりたかったのに…。
 
などと思いながら、後輩がいなく寂しい水付け作業を黙々とこなす。